日別アーカイブ: 2025年8月25日

第14回交通安全施設施工雑学講座

皆さんこんにちは!

有限会社藤建、更新担当の中西です。

 

~“労災ゼロ設計”~

 








事故の多くは敷地内でのヒューマンエラー。構内は法規の網が薄い分、設計と運用の工夫で安全性が大きく変わります。私たちは、動線計画→サイン・ライン設計→施工→運用定着まで伴走し、働く人・来場者・車両を守ります。







構内安全の3本柱




  1. 歩車分離:人と車の“交差”を可能な限り減らす




  2. 速度抑制:スピードハンプ・減速帯・狭窄の組み合わせで実効抑制




  3. 視認性向上:ライン・サイン・ミラーの統一ルールで迷いを無くす








代表的な施工メニュー




  • レイアウト見直し:出入口の見通し確保、フォークリフト動線と歩行者動線の完全分離




  • 区画線・床表示:屋外は高耐久ライン、屋内はエポキシ/ウレタン系で耐摩耗性UP




  • スピードハンプ/減速帯:高さ・間隔・配置で実走テスト→最適化




  • ボラード/ガードパイプ:ピッキング動線・出隅の保護




  • 案内サイン:搬出入レーン、来客駐車、非常導線を色×記号で統一




  • カーブミラー:ラック・壁面での死角解消、二面鏡で多方向確認




  • 夜間対策:自発光/蓄光サイン、ソーラー式保安灯で暗所を可視化




  • 降雪地対策折れにくいポストフレックスや凍結抑制材に強い塗膜を選定








進め方(B2B)




  1. 実地観察:ピーク時間帯の人流・車両流を記録、ヒヤリスポットを抽出




  2. 設計:ゾーニング図→色彩計画→サイン&ライン計画→工程計画




  3. 試作・実証:仮ライン/仮サインで運用テスト→必要なら再設計




  4. 施工:段取り替え・夜間/休業日施工で操業影響を最小化




  5. 運用定着:安全講話用簡易マニュアル・点検表を提供








成果イメージ(例)




  • 物流倉庫:車両待機エリアと歩行アプローチを分離、構内の逆走・迷走が減少傾向




  • 商業施設:来客導線と搬入導線を色分け、駐車待ち渋滞の解消に寄与




  • 製造工場:危険区画を赤帯+注意ピクトで統一し、接触事故の未然防止に貢献。








メンテナンスと更新サイクル




  • 高頻度摩耗部(旋回・減速・荷捌き)を重点点検




  • タイヤ痕は定期洗浄で視認性維持、塗膜は部分再塗装でコスト最適化




  • 事故・レイアウト変更時は即時リデザインで“現実と表示”を一致させる








よくある質問❓


Q. 休めない現場でも可能?
A. 夜間・週末やエリア分割で操業を止めずに実施します。


Q. 短期間のイベント駐車場にも対応?
A. はい。仮設サイン/仮ラインで短期運用→撤去まで一括対応します。⛺️


Q. 見積に必要な情報は?
A. 敷地図、ピーク時間帯、対象エリア面積、車種構成(大型/乗用)、施工可能時間







まずは“現状の見える化”から


現地の動画・写真をお送りいただければ、簡易診断レポート改善方針をご提示。
労災ゼロ・クレームゼロを目指して、安全×動線×デザインを最適化します。✨
















 










有限会社藤建では、一緒に未来のスマート道路環境を支える仲間を募集中です!
「人柄」を重視する採用方針で、未経験の方も大歓迎。
詳しくは求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!











詳しくはこちら!